InsideSkating メドベジェワのインタビュー【必読!】

本日のアップ最後!

メドベジェワのインタビューです。

写真も素敵!

とても素晴らしいインタビューですね。もうすぐロシアナショナル!(もう始まってるかな??)

メド、がんばれ!!!

 

 

Evgenia Medvedeva: “I want to reach my full potential and become the best possible version of myself” | Inside Skating

 

今年はメドベジェワにとって、変化のシーズンとなった。平昌オリンピックの後、彼女は自分のキャリアを自分の手でつかむことを決意し、カナダのブライアン・オーサーの元に移った。

 

しかし、「変化」はたくさんの脆弱性と向き合う必要も伴う。メドベジェワは今シーズンのスタート、とても安定していないように見えた。しかし彼女はすでに音楽へのアプローチ、ペース、プログラムのインナーリズム、スピードやフローで完全に変化したようだ。

 

まだまだ長く険しい道が目の前に広がっているとオリンピック銀メダリストはいう。「私にとって、先に進むために全ての大会が良い状態で終われないということを受け入れることはとても大変でした。正直にいうと。でも、私はそれに気づき初めているし、そのことについて穏やかになり始めています。」

 

それに、ブライアン・オーサーのコーチ哲学が、すでに彼女の言葉に見つけられる。生徒とコーチが一緒に歩み始めた証拠で、正しい方向へ行くためには後一歩だということがよくわかる。このような変化には時間が必要だし、エネルギーも努力も必要だ。

 

グレノーブルで行われたフランス杯の最終日、私たちはメドベジェワのところへ歩いた。日曜日までに、GPファイナルをシニアに上がってから初めて逃した失意は、少し和らいでいたように見えた。

 

インタビューの前日、彼女は2つ目のGPシリーズの試合で4位となった。GPファイナルに進出するためには、優勝する必要があったのだ。

 

彼女は、これは全てプロセスの途中だとわかっていた。そして彼女はすでにロシアナショナルに集中していた。彼女は落ち着いて、自身をコントロールしているように見えて、時にはトロントでの仲間との力の差についてジョークを言ったりもしていた。全てにおいて、彼女はジュニア時代から我々が知っているのと何も変わらず賢く、プロフェッショナルなメドベジェワだった。でも別の面では、彼女は根本的に変わったようにみえた。彼女は今、自分のポテンシャルを最大限に引き出すため、自分を一から作り直すことをしている。

 

そのために必要な時間は彼女にはしっかりあるだろう。覚えてるかな?彼女は、まだ19歳なんだ。

 

ナディア:ジェンニャ、リンクに出ていくとき、プログラムを始める前にコーチはいつもなんていうの?

 

メド:だいたい、サポートの言葉や私を信じているっていうことです。「私たちはここにいる」だいたいそれだけ。そんなに多くの言葉は必要ないんです。全てのことはすでに練習で言われていることだから、いつも何も言わずにいきます。ブライアンが何を私に言いたいかはすでにわかっているし、ブライアンも私が何を考えているかわかっています。ブライアンはかつて選手だったから、分かり合えるんです。

 

ナディア:今シーズンのプログラムはとても興味深く、いつもと全然違うわ。どうやってこれを作ったのか、音楽の選択について教えて

 

メド:そうですね、この選択は確かにいつもの私ではないし、難しく感じるところもあります。将来的に、たくさんの変更があると思うけど、それがどんなものになるか今は言えないし、今後数週間の動きを見てもらえればと思います。(訳者注:SPをごそっと変更。ミーシャ・ジー振り付けによる「トスカ」)

 

FPが凄く好きです。本当に。多分少し変更も加えるけど、ほとんどはそのままで、ただ洗練させるつもりです。まだ決定していませんが、変更が必要かどうか、来週決める予定です。

 

いつもタンゴで踊りたいと思っていたから、今回は望み通りタンゴになりました。ゆっくりで情熱的にはじまって、真ん中で太くなって最後はとっても・・・・情熱的!もちろん、このスケートもクリーンに決めたかったわ・・・

 

ナディア:たくさんの可能性がありますね

 

メド:そう願います。SPについては、音楽はデイヴィットとサンドラ・ベジックに提案してもらいました。実験したいと思って。だけどこんなに世界的な実験になるとは思っていなかったけど。作っている時はとても楽しくて、でもイメージがあまりいつもの私ではないなとも思いました。

 

ナディア:全てが、過去に比べて随分と違うみたいですね。振り付けのプロセスや練習も。。

 

メド:はい。全てが本当に全然違います。トレーニングの方法も、生活も、寝る方法すら違うんです!そしてそれらはほとんど、とても楽しいんです。「楽しい」と言っても、真剣じゃないわけではなくて、もっとやりたいと思えて何かを作るような、新しいことに挑戦するような。プロフェッショナルな意味での楽しさです。

 

ナディア:その楽しさを、楽しんでもいる?

 

メド:もちろん

 

ナディア:スケートのスタイルも変わったように見えます。ステップをする時、前と同じように感じますか?それとも何か心の中が変わった?

 

メド:心の何かは変わりました。いくつかはいいことで、いくつかはよくない方向で。でもよくないことは、戦うことで、いいことはもっと進化させます。

 

ナディア:ブライアンとトレイシーと、初めから一緒にやりたいと思っていたの?それとも、いくつかの選択肢があったのかしら?

 

メド:ブライアンとトレーニングしたいと思っていました。

 

ナディア:彼のグループに入ることで何か期待しましたか?そしてそれは実現した?

 

メド:期待はしませんでした。こんな風になるのかな、という大まかなイメージがあるだけで。いくつかは、全然違ったし、いくつかは想像した通りでした。なんて言えばいいのかな、グループではなくて・・・・コーチと・・・(言葉を探す)

 

ナディア:1on1セッション?

 

メド:そう、1on1が一番効果的だと思います。

 

ナディア:じゃぁグループではあまり練習しないの?

 

メド:そうじゃないの!みんなとも滑るわ。例えば、凄くいい練習があるんです「ストローキング」っていう。みんなでスケートスキルを最後の15分で練習するんです。私たちは音楽をかけて、氷の上にいるグループみんなで、シンクロして滑るんです。とてもいい練習です。周りを見て他の選手たちが私よりずっといいって気づけるから!(笑)

 

ナディア:なるほど、でも彼らは、どのくらいオーサーと練習しているの?

 

メド:私よりずっと長いです。だから、彼らがずっと若い時からやっているスケーティング技術に、とにかく追いつかなきゃいけないと思います。

ロシアとカナダのスペシャリストたちと一緒に練習するのはとても素晴らしいことです。とってもユニークなコラボレーションね。どちらの方法も学びたいし、二つの敵対してる方法を、一つにできると思う。でも、きっと時間がかかります。

 

ナディア:じゃぁ、まだ新しいやり方に慣れてるとは言えない?

 

メド:まだ全然です。みんなが見てわかる通り。それについて話すのは、ちょっと嬉しくないこともあるし、認めたくないけど、でも私はミスを認めない人間ではありません。ミスを見て、そう。どうやるかわからないけど、学びたいです。

 

それに、私の調子がよくないことも否定しません。だって、全部悪いんだもん!(笑)でも練習には満足しています。公式練習と言う意味で。プログラムで予定していることを全てやることができる証だし、ただ私は試合に気持ちを集中して試合モードにならなければいけないんだと思います。何かがうまく言っていなくて、それが何かを確認する必要があります。

 

ナディア:ブライアンのジャンプ技術はどう違いますか?何かを学び直す必要がありますか?

 

メド:悪い癖をよくするために学び直す必要があります。それから良いことを維持するためにも。私の場合、他の人はわからないけど、私の場合はブライアンは私の技術を受け入れてくれました。普通のことはあまり言いません。「もっと高く、こうしろ、ああするな」とかは。

でも全てのアスリートがそれぞれの技術を持っています。みんな違う身体だし、それぞれの方法を見つけます。ブライアンは私にあったやり方で正してくれます。

 

ナディア:トレーニングの中で特に集中している戦略などはありますか?それとも全て一緒?

 

メド:全てを同じようにやります。弱いところを特にやりますが、私の場合はスピンです。でもフィギュアスケートは全てが合わさった競技です。だからもしどこかに注力してどこかがおろそかになったら、大会でそれが如実に現れて全てがダメになると思います。だから、全てをやるんです。

 

ナディア:ブライアンの展望は長いもののようですね。1年半後の成果が見えてくると言っていました。凄く違ったやり方で、それまで待たなければいけないと言うのは、あなたには厳しいんじゃないですか?

 

メド:そうですね、厳しいことです。この考えになれることは難しいけど、でもラッキーなことに理解しています。

 

ナディア:今シーズンのゴールをどこに設定していましたか?

 

メド:ロシアナショナルでしっかりした滑りをしたいと思っています。FPファイナルにいけないので、ロシアナショナルまでまだ調整の時間があります。

 

ナディア:ロングタームのゴールは?

 

メド:長い目で見て、自分のポテンシャルを最大限に引き出したいし、私史上最高の自分になりたいです。誰かになるとか、誰かが見たい人になるとか、ただ仮面を被りたいわけじゃなくて、自分の中にあるものを育てて披露したいです。

 

ナディア:これは誰か特定のアスリートの話ではないのですが、一歩先に進むためには、勝ち方だけでなく負け方も学ばなければいけないと言われます。それについてどう思いますか?

 

メド:正直言って、そう言われるのは好きじゃありません。私にとってよくないことだとしても。えっと、、、何シーズン?4シーズンの間、私はずっと表彰台に登り続けました。1度はジュニアで、後の3年はシニアとして。そしてそのほとんどは、1位でした。でも今、先に進むためには、全ての大会が良い結果になるとは限らないことを受け入れなければいけません。とっても辛いけど、本当は。

 

でもそれに気づき始めているし、そのことを穏やかに考えられるようになってきました。これは、何位になろうと関係ないとかどうスケートするか気にしないと言うことでは全くありません!(強調して)もちろん違います!でも、そういった失敗も、私を育てるし、起き上がって進み続けるために私を駆り立ててくれます。

 

ナディア:じゃぁそれをモチベーションに使うと?

 

メド:そうです。2つしか道がないから。諦めるか、モチベーションに使うか。他に道はありません。

ジャッキー・ウォンの全日本予想

続いてジャッキーウォンの全日本予想!

 

 

3年連続で、全日本大会はビッグスター、羽生結弦なしで行われることになるね。2年前はインフルエンザで、去年と今年は右足首の怪我で。だけど、それでも今週末のドラマをどこかへやってしまうわけでは全くなんだ。男子では過去5回優勝の高橋大輔が帰ってくる。彼は世界への旅を再び準備しているようにも見えるね。女子では、紀平梨花が今シーズンの好調を維持できるかが問題だ。彼女は初めて、優勝候補筆頭だよ。

 

女子予想

1位:紀平梨花

2位:坂本花織

3位:宮原知子

4位:三原舞依

5位:本田真凛

6位:白岩優奈

7位:樋口新葉

8位:横井ゆは菜

9位:山下真湖

10位:荒木那奈

 

GPファイナルチャンピオンの紀平が、これまでにない立場で全日本に挑むよ。ズバリ、優勝候補だ。これは彼女がその緊張をコントロールできるかどうかのテストであり、残りのシーズンがどうなるかの指針になるだろうね。だけど、日本女子には他に6人か7人が表彰台の可能性を持ってここにくることを忘れちゃいけない。全日本4連覇の宮原知子も含めてね。GPファイナルではちょっと彼女らしくなかったけど、今シーズン好調を保っているし、きっとここで持ち直してくるだろうね。

 

去年の銀メダリスト、坂本花織も好調を続ける1人。もっとも最近ではGPファイナルで4位にはいった。今シーズン2度の大会で見せたような、集中力の欠けたSPになることは避けなければいけないね。今大会で一番未知数なのはおそらく樋口新葉だ。彼女はすでに3度全日本の表彰台に立っている。だけど昨シーズンの世界選手権で銀メダルを取ってから、今シーズン序盤で足に怪我を負って表彰台からは遠ざかっている。最後の大会からの2ヶ月は、彼女の傷を癒すのに十分だったかな?

 

男子予想

1位:宇野昌磨

2位:高橋大輔

3位:友野一希

4位:田中刑事

5位:山本草

6位:島田高志郎

7位:須本光希

7位:日野龍樹

8位:佐藤ひろあき

9位:木科ゆうと

10位:鍵山優馬

 

羽生の棄権で、宇野昌磨が3連覇に向けて歩いていることは確実だね。ファンはきっとここでの滑りを予想してるだろうけど、世界選手権の残り2枠がどうなるかをすごく気にしているだろうね。

 

高橋大輔を最後に国際舞台で見たのは、ほとんど5年前のソチオリンピックで6位になった時だ。彼は今シーズン戻ってきて多くの人を驚かせたけど、彼は今32歳。彼が最初にシニアで国際シーズンを迎えたのは16年も前だ。彼はクアドを持っていないけど、もしも今週末のパフォーマンスが西日本の時のようなものになるなら、銀メダルはきっと取れるはずだ。

 

高橋の道には他に才能ある、だけどクアドがイマイチ不安定な2人がいる。彼らの高いレベルのテクニックは高橋の復帰を壊す可能性もある。友野一希は昨シーズンの世界選手権で5位だったし、田中刑事はここ2年の全日本で銀メダルを取っている。彼らも表彰台をかけて戦うよ。

ICE TIME全訳「高橋大輔の帰還で、全日本にドラマが生まれる」

ついに!!明日から全日本ですね!!!

予想記事も盛りだくさんw

まずはおなじみ、ICE Timeの記事です!!

 

 

オリンピック2連覇の羽生結弦が今週末の大阪での全日本を怪我で棄権したため、注目は強豪ぞろいの女子のうち、誰が世界選手権に行くのかと、高橋大輔の復帰に集まっている。

 

グランプリファイナルの金メダリスト、紀平梨花も加えて女子の戦いは非常に激しく、誰も世界選手権に確実とは言えないだろう。全日本4連覇中の宮原知子、去年の世界選手権銀メダリストの樋口新葉、平昌オリンピック代表の坂本花織、それに三原舞依や白岩優奈ら、誰もがトップを狙っている。

 

一般的には、紀平、宮原、坂本が一番可能性が高く思える。しかし、三原は後少しのところでGPファイナルを逃し、この大会にかけている。彼女は、2シーズン前の世界選手権で5位になった、ベテランなのだ。

 

全日本の勝者は自動的に世界選手権に派遣される。もしも紀平以外が優勝した場合、残り2枠の選抜は非常に興味深くなるだろう。

 

宮原にとっては5連覇をかけた厳しい戦いになるだろう。GP2試合では非常に安定していたが、GPファイナルでは最下位に終わった。彼女が紀平を下して表彰台の真ん中に立つのは厳しそうに思える。

 

樋口はGP2試合目、ロステレコム杯を棄権した怪我から回復してきている。彼女のチャンスもまた、厳しい戦いになりそうだ。

 

坂本はGPシリーズで良い状態を保っていたし、GPファイナルでも後少しで表彰台を逃している。(4位)紀平の調子が上がらずに優勝できなければ、坂本が一番の候補者になりそうだ。

 

IceTimeが見るに、三原がジョーカーになる可能性もある。2位などの高順位で終えることができれば、彼女が宮原や坂本を世界選手権のチームから追い出すことになるかもしれない。三原は先月フランス杯で2位となった。もう一度ここで大きな存在感を示したいところだ。

 

白岩は、ここまでの6人のなかでは、一番表彰台から遠いと思われる。彼女が3位以内に入るには、他の選手たちが失敗しなければならない。不可能ではないが、ありえそうでもない。

 

男子に関して言えば、オリンピックと世界選手権銀メダルの宇野昌磨が全日本3連覇に進むのはほぼ間違いないだろう。羽生は間違いなく世界選手権にエントリーするだろうし、問題は最後のひと枠に誰がおさまるか、だ。

 

友野一希は去年の世界選手権で5位となり、宇野に次いで世界選手権の大きな候補と言えるだろう。スケートカナダでは奮わず9位に落ち込んだが、2つ目のGPシリーズ、ロステレコム杯では羽生を追って3位となった。

 

平昌オリンピックの代表、田中刑事が友野に次ぐ候補になりそうだ。しかしGPシリーズ2戦両方で8位に終わった彼は、カードに入らないかもしれない。

 

高橋は世界選手権のチームには入らないだろう。彼はおそらく選抜の対象にならないだろう。なぜなら、2010年の世界チャンピオンである彼は今シーズンの目標を明確に「全日本での最終グループ入り」と定めているからだ。

 

大輔の挑戦

高橋はしかし、今週末最大の注目を集めるだろう。バンクーバーの銅メダリストはすでにフィギュア界のレジェンドであり、仲間たちから今も昔も尊敬されている。

 

近畿大会と西日本大会で見たように、彼の存在それ自体が、他のスケーターたちのプレッシャーとなる。高橋のようなアスリートが長い不在から戻った時、そのインパクトは氷の上でも外でも、非常に大きなものになる。

 

32歳の彼は、先月のNHK杯の際にエキシビジョンに出演してメディアに「世界の壁は高い」とコメントしている。

「世界レベルの壁は高いです。この大会を見て感じたことはそれですね。それと同時に、もし世界の舞台に戻ってきたらどうなるだろうって考えたり、一緒に公式練習をしたいなとも思いました。もしあそこでもう一度戦ったらどう感じるだろうって、思いました。なので、NHK杯を見るのはすごく刺激的でした。」

 

高橋は、全日本で最終グループに入ることは簡単ではないと知っていた。そして、さらに進化する必要があるとも。

 

「今の所、西日本に出場しましたけど、NHK杯を見て、全日本の最終グループに入るのはすごく大変だなって改めて気づきました。なので、この1ヶ月半でレベルを上げないといけない。それが今回の発見ですね」

 

高橋は全日本のFSで少なくとも1本はクアドを飛びたいと語った。

 

「クアド2本は今のコンディションでは厳しいんですけど、挑戦してみようかなと。準備期間は短いんですけど、少なくとも1本のクアドはプログラムに入れたいですね。」

 

高橋は通常のエキシビジョンの前に開催された「レジェンド オン アイス」に出場し、アンコールのマンボーとともに印象的なパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。

 

「ステップは今が一番いいかもしれないですね。ステップすごい早いんですけど、エッジワークも正確にできましたね。」

 

高橋の帰還は日本の黄金世代を後押しするだろうし、間違いなく全日本でヒーローとして観衆に迎えられるだろう。彼がいつまで選手でいるかわからないため、全てのスケートファンはこの機会をめいいっぱい楽しむべきだ。

 

IceTimeの予想は次の通り

1位:紀平梨花

2位:坂本花織

3位:三原舞依

 

1位:宇野昌磨

2位:友野一希

3位:高橋大輔

 

 

濱田の考え

ロシアのRSportのライターElena Vaitsekhovskayaは、ウェブサイトで、紀平や宮原、白岩のコーチである濱田美栄コーチのインタビューをした。GPファイナルでの様子やコーチとしての興味深いコメントを語った。

 

「選手たちには、お互いにライバルとして戦うのではなくそれぞれの能力を高めなさいと言っています。コーチとして一番大切なことは、私にとっては、選手たちが育つ時にとても気をつけて一緒に練習することです。道を強制してはいけないし、複雑さを求めすぎてもいけない。そうでなければ、怪我のリスクがすごく高まります。」

「それから、音楽を聞いて感じることを教えています。私の姉妹がピアニストなので、アスリートがパフォーマンスをする音楽を理解することがどれほど大切かを理解しています。どうしてその動きをするのか、またしないのかということを」

 

濱田は振付師、ローリー・ニコルとの長年のコラボレーションについても語った。

「彼女と一緒に働くのが本当に好きです。彼女のパフォーマンスへのアプローチがすごく好きで、でもそれ以上に、彼女と話をするのが好きです。フィギュアスケートに対する考え方が、すごく似ているんですね。だから、彼女との仕事はいつもとても実のあるものになります。今シーズン彼女は宮原知子SPを振り付けていて、もしも宮原が表彰台に登らなかったとしても、きっとこの作品が祝福されると思っています。」

ICE TIME全訳「紀平梨花は、今や世界選手権の優勝候補」

今回も読み応え・・・・・・・

JackさんのICE TIMEです。

梨花ちゃんだけでなく、かおちゃんやさっとん、昌磨、高志郎くんについての海外コメントも拾えるのがありがたいですね。

 

 

紀平梨花は、今や世界選手権の優勝候補

 

紀平梨花のスーパーシーズンが続いている。バンクーバーBritish Columbiaで開催されたGPファイナルでも素晴らしい勝利を手にした。この新しいスターはオリンピックチャンピオンのザギトワを下して優勝したのだ。

 

16歳の紀平はこれまで今シーズン出場した4試合すべてで優勝しており、全日本と世界選手権でも優勝の本命視されている。彼女は今打ち上がったロケットに乗っており、打ち負かすのは難しいように見える。

 

カナダでは予定していた3つのうち2つのトリプルアクセルしか着地することができなかったが、総合233.12点を獲得して226.53だったザギトワに勝った。3位は同じくロシアのトゥクタミシェワ、215.32点。

 

ただ「紀平が勝った」という事実がアナリストやファンを盛り上げているだけではなく、その勝ち方にも注目がある待っている。彼女のジャンプは非常に安定感があり、そして何よりも、彼女の曲の解釈やスケーティングスキルは本当に特別なのだ。

 

紀平は土曜日の勝利の前、木曜日にはSPClair de Lune」で82.51点を叩き出し、2位のザギトワと5点近くの差をつけて1位にたった。

 

JGPファイナルをYoutubeで解説していたテッド・バートンは後日、ザギトワTVのケーブルに躓き、FSを棄権するかどうか検討していたと暴露した。

 

だがすでに、紀平のエレガントなパフォーマンスの付随的な話にしかならなかった。

 

タラ・リピンスキーはNBCで解説をしているとき、紀平のSPに夢中になっていた。

「なんてスターなの!彼女はただ氷の上を浮かんで滑っているようだわ。彼女のジャンプは見事よ。彼女は観客とも繋がっている。素晴らしいスケーティングスキルよ。彼女こそが、スケーターだわ」

 

リピンスキーとそもに解説をしていたジョニー・ウィアーも紀平に衝撃を受けていた。

「彼女は爽やかで、空気のようだ。あのジャンプは、どんなスケーターにもなれるよ、男子、女子、ペア、ダンス、羨ましい!」

 

FSBeautiful Storm」最初のトリプルアクセルを失敗したにもかかわらず、SPと変わらぬ賞賛を受けた。

 

「とてもとてもとても勇気のあるスタートに続く、素晴らしいスケートだ」ユーロスポーツのクリス・ハワースはコメントしている。「簡単に崩れることも可能だったけど、彼女は持ち直して集中を保った。完全にセンセーショナルだ。彼女は本当に鋼の心を持っているよ」

 

紀平はFS7つのトリプルジャンプを跳んでおり、これについてCBCのコメンテーターであり4度の世界チャンピオンであるカート・ブラウニングは彼女の不屈の精神を讃えている。

 

「彼女はアタックとエネルギーでスケートしている。プログラムをジャンプで終わるスケーターとしての彼女の人格にマッチしているようだよ。」紀平のトリプルサルコウの後にそうコメントした。

 

「彼女の本当に秘密兵器は、彼女の精神的な強さだろうね。彼女をみていると、回転がすごくタイトでクリーンだ。パトリック・チャンも、細かいところだと言っていた。彼女のスケートのディテールが素晴らしいと言っていたよ。」

 

「彼女のトリプルアクセルについて夜通し話しができるけど、でもそれだけじゃなくて全てが素晴らしいわ」

 

1998年のオリンピックチャンピオン、リピンスキーは紀平のオールラウンダーな能力をそう湛えた。

 

「彼女のジャンプは本当に素晴らしいから、そこにばかり注目してしまう。だけど私が興味を惹かれるのは、彼女の年に合わない成熟さよ。彼女のスケーティングスキルやリンクの使い方には確固たる地盤と基礎があるわ。」

 

ウィアーは、なぜ紀平がこんなにも確固たるジャンパーに思えるのかを説明した。

「彼女のテクニックは、完璧な肩の構えによると思う。多くのジャンプの時、肩がお尻をちょうど超えたあたりにあってそれが安定感を作り出しているんだ」

 

紀平は、FSが完璧ではなかったと優勝後の会見でコメントしている。

GPファイナルという大きな大会でこのような演技ができたことが嬉しいです。完璧ではありませんでした。最初のジャンプにミスがあったので。でもそのあとでミスなく滑ることができたので、そのことは良かったと思います」

 

去年の全日本ジュニアチャンピオンである彼女は、この結果は彼女の期待を大きく超えるものだとコメントした。

 

「今シーズンのゴールは、シニアでランクに入ることだったんです。GPファイナルは全然考えていませんでした。オフシーズンから本当にすごく練習したので、その練習の成果が出ていて嬉しいです。大きな大会でも自分の気持ちをコントロールして演技することができました。」

 

兵庫県生まれの紀平は、このGPファイナルの勝利が残りのシーズンにプレッシャーになるかを問われてこう答えた。

「自信になると思います。プレッシャーは特にないです。すごくいい経験でした。プレッシャーの代わりにもっと先に行くモチベーションになります」

 

魅了された観客

 

土曜日の紀平の演技に特に魅了されたファンがいる。名前はジェニファー・トーマス。「Beautiful Storm」を作曲したピアニストだ。彼女はシアトルの家から紀平を見るためにやってきていた。

 

紀平の勝利の後、彼女はこうツイートしている。

「おめでとう!直接みられて感動したわ!私の音楽を本当に美しく解釈してくれた」

 

トーマスは2007年に発表したこの曲についてWebsiteにこう記している

「この曲はハワイのビーチを見て生まれました。すごく強い風で、大きな波がぶつかっていたけど、空気は暖かく澄んでいて頭上には月が見えました。すごく綺麗だった」

 

 

坂本センセーション

坂本花織はFSThe Piano」でのダブルトゥに転倒があり、211.68で4位。表彰台を惜しくも逃した。

 

その転倒以外は、坂本は素晴らしかった。彼女の強さが、再び大部隊で輝いたのだ。7本のトリプルジャンプを着氷し、全てのステップとスピンでレベル4を獲得した。

 

ユーロスポーツのサイモン・リードはこうコメントしている。

「彼女はどんどん良くなるね。彼女は凄まじいコンビネーションを飛ぶね。すごいアスリートだ。とても強いよ。それにバレエのようなクオリティもある。なんてプログラムなんだ。音楽とともに素晴らしい気持ちにしてくれた」

 

もし坂本をただのジャンパーだと考えていたら、それは間違いだ。彼女は曲の解釈や表現でも大きく成長している。

 

ハワースは「ブノワ・リショーのこの淵付けが本当に好きだ。彼は素晴らしい仕事をしてくれた。本当に彼女のスケーティングスタイルに合っているよ。コンテンポラリーな動きもある。本当に素晴らしい。彼女はファンタスティックな技術を持ってるね、もうそれは疑いようがない。すごい上昇だよ(ジャンプの高さ??)アジアのスケーターには珍しい。

すごいエネルギーとともに柔らかさも併せ持って、それがひとつひとつの全てのエレメンツに宿っているのが本当に素晴らしい。彼女はバランスを完璧にとっている」とコメントした。

 

宮原、苦しんだ6位

 

4度の全日本女王の宮原知子トリプルルッツに苦しみ、201.316人中6位となった。FSInviero Porteno」最初のトリプルルッツでアンダーローテーションとなり、二つ目はダウングレードとなった。

 

昨年のGPファイナルでは5位だった宮原は、SP「子雀のための歌」でもトリプルルッツで回転不足となった。

 

彼女のこの結果は、来週の全日本を非常に興味深くしたと言える。スケートアメリカでの優勝とNHKで2位を獲得したあとは彼女の世界選手権派遣は決定されたように見えていた。

もしも来週の大阪で宮原が表彰台を逃すようなことがあれば、日本スケート連盟は誰を世界選手権に派遣するかで非常に頭を悩ませることになるだろう。

 

宇野、再び銀メダル。

オリンピックと世界選手権で銀メダルだった宇野昌磨は、去年の世界選手権、GPファイナルに続いて再びネイサン・チェンの後塵を拝した。去年のGPファイナルでは1ポイント以下の差だったが、今回は7点差となった。(282.42275.10

 

宇野はFS「月光」で4本の四回転中2本しかクリーンに着氷できず、トリプルジャンプでも苦しんだ。

ハワースは、宇野が四回転を飛ぶことに慣れすぎてトリプルジャンプに問題が起きていると分析した。

 

「全てのジャンプがちょっと回りすぎているんだ。トリプルサルコウやトリプルトゥのような簡単なジャンプでも。彼がいつでも全力でいって、なんとか四回転目に入るのを食い止めているのがわかると思う。」

 

ウィアーは、宇野はチェンよりも回転がいいスケーターだと感じている。

「彼はすごいスピナーだよ。彼のステップはちょっと抑えきれてない。ネイサン・チェンよりも優れたスケーティングスキルを持っていると思うよ。ネイサンの技術はまるでスイスの時計みたいに正確で、いつでも信頼することができるんだ」

 

ウィアーは、宇野が上半身と下半身の調整がジャンプの問題だとも見ている。

「ランディングの時に彼の上半身がすごくきつそうに見える。でもほとんど全てのジャンプで膝がなんとかしてくれてるんだ」

 

ブラウニングは宇野の失敗にもかかわらず彼のFSを高く評価し、彼のスケーティングが非常に成長したとコメントした

「僕はいつでも彼のスケートと、あの飛ぶようにアイスリンクを駆け回るのを見るのが本当に好きなんだ。それにあの膝は素晴らしいね。だけど時々、彼のプログラムがちょっとモノトーン(単調)であるようにも感じる。店舗や、ステップのつなぎなんかが。物事のリズムを急に変えたように思うね」

 

 

島田が銅メダル

 

島田高志郎が、カナダのステファン・ゴゴレフが優勝したジュニアGPファイナルで銅メダルとなった。17歳の彼はFSブエノスアイレスの冬」のトリプルフリップで転倒した。

 

バートンはここ数ね、松山生まれのこの17歳を追っている。Youtubeでこのようにコメントした

 

「幸運なことに、彼と何度か話しをする機会があったよ。彼は本当に賢いね。それにポジティブな人間だ。」

 

バートンは彼のFSをレビューする間、彼を讃えた。

「彼は音楽をよく聞いて、焦ることをしない。いいことだ。時間をとって、彼自身の振り付けを保っている。もう少しポジションの詳細に洗練が必要だね。ポインテッドトゥ、フリーレッグのポジションなんかに。シニアに上がった後は顕著だろう。

いいスピードとパワーを保ったプログラムだよ。細かいところをいうのは意地悪に聞こえるかもしれないけど、でもそうした違いがトップスケーターとそうでないスケーターの違いになるんだ。特にシニアではね」

ジャッキー・ウォンによるGPファイナル分析「新時代の幕開け」

ジャッキーさんいいこと書くうううううう!!!!

読みながら興奮してしまいましたw

多くの人に読んでもらいたい記事!!!

 

 

新時代の幕開け

 

ポストオリンピックシーズンはいつでも変化がある。新しいタレントを得たり引退があり、そして再誕生もある。全てのシーズンでもそれらは起こっているけど、特にオリンピックのすぐ後のシーズンでは沢山見られるんだ。今シーズンの女子にも、素晴らしい変化が見られる。そしてそれはバンクーバー以上にはっきりとわかることはないね。つまり、これが新しい時代の始まりかもしれない。

 

 

紀平、輝く

何が新しい時代かって?そうだね、2010年のオリンピックのすぐ後のシーズンを思い出してみよう。男子フィギュアの世界ではパトリック・チャンが安定感のあるクアドトゥを飛び続けて大会に勝ちまくったことで全く世界が変わってしまったんだ。彼は質の高い難しい技術ができる素晴らしいオールラウンダーなスケーターで誰も敵わなかった。だから、男子の世界ではクアドは「跳べたらいいね」ではなくて「勝つためには飛ばなければならない」ジャンプへと変わる、新しい時代の幕開けとなった。

 

今シーズンの女子にもそのサインが見えた気がするんだ。紀平梨花SPでもトリプルアクセルを決め、誰にも止められない状態になった。だって、トリプルアクセルを跳ぶだけで自動的に技術点が5点有利になるからね。もちろんこの「自動的に」というのはエリザベータ・”リーザ”・トゥクタミシェワにもつくよ、彼女もトリプルアクセルを決めてトップスケーターの世界に戻ってきているからね。紀平はFSで一つ目のトリプルアクセルを失敗したけど、二つ目は成功させて他の6つのトリプルジャンプも決め、アリーナ・ザギトワを下してタイトルを手にしたんだ。

 

2011年のチャンみたいに、紀平と彼女の試合を決めるトリプルアクセル3月の世界選手権でもきっと輝くだろう。そして2011年のチャンみたいに、もし紀平が2つのプログラムをクリーンに決めたら、彼女にはしばらく誰も勝てないだろう。

 

だから、他の選手がこれまで数年間後回しにしていた難しいジャンプへの挑戦を始めるかもしれない。勝てないなら、自分もやるまで。違うかい?

 

なぜ、今?

伊藤みどりが女子で初めてトリプルアクセルを大会で飛んでからほとんど30年。浅田真央3つのトリプルアクセルを一つの大会で跳んでから8年たった。そしてトゥクタミシェワが最初のトリプルアクセルを大会で決めてからは4年だ。それぞれのマイルストーンの後にも他の女子選手達はトリプルアクセルや四回転に興味を持って挑んではいた。だけどそれが続かなかった。じゃぁ、なぜ今なのか?

 

「安定性」というのが変化を動かす一つのパーツだと思うんだ。紀平は、過去9人のトリプルアクセル成功者達のなかで一番の安定感を持ってトリプルアクセルを大会で跳んでいる。しかも彼女は一つだけ跳ぶんじゃなくて、3つを一気に、一つのコンビネーションは完璧なトリプルジャンプと一緒に飛んでるんだ。もし彼女がこの安定感を保ってSP80点以上、FS150点以上を出し続けるなら、他のスケーターたちが戦う術は一つだけだ。

 

数の強さも一つの要素だ。紀平は、トリプルアクセルの制度を飛躍的にあげて今シーズン自信を取り戻したトゥクタミシェワに対応している。トゥクタミシェワもまた、安定感のあるトリプルをとんでいる。GPファイナルは今シーズンすでに1つの大会で2人の女子選手がトリプルアクセルを跳ぶ、2度目の大会だ。もしこれが続くなら、きっと他の選手達もこのパーティに加わりたくなるだろうね。

 

新時代のスター?

だからといって、これが新時代の幕開けだと決めつけるのはまだ時期尚早。だけどもしその新時代が本当に来るのだとしたら、紀平は間違いなくその新時代のスターの1人になるだろう。質の良い難しい技術と質の良いオールラウンダーなスケート、それが紀平が持つものだ。彼女は日本スケート界の新しいスターになるために必要なものを全て持っている。

 

そしてこの仮説のテストが、今月末の全日本で見られるはずだよ。紀平はこの大会に、これまでになかったスポットライトを浴びて、これまにないプレッシャー、そしてこれまにない期待を背負いながら出場するんだ。その状況で彼女がどう滑れるかは、彼女のスター性が今後も続くかどうかを図る一つの指標になるだろうね。

 

でもその前に、GPファイナルでの彼女のFP動画を置いておくね。

(原文には動画リンク)