ジャッキー ウォンのIceTalk(宮原知子インタビュー含む)

羽生結弦選手などヘルシンキについて、

宮原知子選手のインタビューが後ろの方に、

そして大ちゃんについての言及も最後の最後に!!

 

 

ようこそIceTalkへ!

このところ忙しいね!フィギュアスケートにテニスにNYマラソンも!いやぁいい大会だったねあれは。
すごくたくさんのイベントが同時にあるからもう大変だよ

そうなんだよね、だからもう・・・ロジャーフェデラーがどんなフリーダンスを踊るのかが気になってて・・・(忙しくてこんがらがるよ!ということが言いたいのかとw)

(など、オープニングトーク的な)

ニック:ジャッキーはヘルシンキの取材も行ったんだよね。

ジャック:そうそう。何人かのスケーターと初日に話をしたけど、氷がすごく硬くて結構大変そうだったね。2日目にはかなりましになってたみたいだけど
まぁでもどの大会でも多かれ少なかれそういうことはあるからね。それをどうやって克服するかも、大会のうちだよ

ニック:でもすごくいい大会だったよね!

ジャック:もちろん!観客の応援が本当にすごかったんだ。みんな手拍子してどの選手も応援していて、とってもいい空気だったよ。
日本のファンは羽生結弦と他の選手を応援しに来ていて、すごい勢いだったね

ニック:で、そのユヅルが2位と40点差をつけて優勝したわけだ。40点だよ?4点じゃなく!しかも4T+3Aという天国から来たようなコンビネーションを披露してね!

ジャック:彼は本当にアメイジングだよ!試合後のプレスカンファレンスでは彼の今シーズンの2つのプログラムは彼のヒーローたち、ジョニー ウィアーとエフゲニー プルシェンコへのオマージュだと語ってくれたよ。オマージュだから完璧に滑りたいって言って、彼は完璧じゃなかったヘルシンキでの滑りに罪悪感すら抱いているようだったよ。でも、ね!これは彼にとってグランプリ初戦だし、それにSPは本当に素晴らしかった。4T+3Aのコンビネーションだって、もうこの世の物じゃないよ。実はもっと簡単なコンビネーションとあまり点数も変わらないから、本当を言うとやる意味はないかもしれないんだ。でも彼はやる。

彼はオリンピックチャンピオンに2度もなったけど、まだGPシリーズで勝つことに飢えている。それから、2位だったブレジナ。シーズンの後半でも彼を見ることができそうだね、なんせ彼は2位を2度取っているから、GPF行きはほぼ確実だ。
OMGPFG!オーマイ グランプリファイナル ゴッド!(笑)
シーズンが始まる前には誰もこんなこと予想してなかったよね、彼のファンですらも!
いやでもね、僕らは実はもう何度も見てきたんだよ。調子の上がらないスケーターがラファエル アルトゥルニアンコーチの元へ行って、2年後!またトップに戻ってくるんだ。今シーズンはマライア ベルもそうだしかつてはアシュリーワグナーもそうだった。彼らはジャンプもステップも全部をやり直してるように見えるね。
ブレジナがファイナルに行けないシナリオってのも一つだけあるんだけど・・・や、もし彼が今年行けなかったら、もう僕はポッドキャスティングをやめるよ!

ニック:ほんとに!?初めて聞いたけど!(笑)

(中略、他の選手について少し話。)

ニック:ヘルシンキでは同じくオリンピックチャンピオンのアリーナ・ザギトワも出場したよね。彼女についてはどう?

ジャック:彼女は優勝はしたけど、今までのように「完璧」ではなかったね。昨シーズンまではプログラムの中でミスが一つあるかないか、という感じだったけど、それを思うとちょっとミスが多かった。

ニック:ヘルシンキの2位はまた結構びっくりだったね。SPからたくさんの出来事があって結果こうなった。18歳のコンスタンティノワが初めてのメダルを手に入れたわけだけど、彼女はアンダーローテーションに苦しんでもいた。これについて何か言うことある?

ジャック:そうだね、確かにいくつかアンダーローテを取られていたんだけど、彼女はそれでも素晴らしいプログラムをやり遂げたよ。僕は今回のジャッジパネルはちょっと一貫性がなかったんじゃないかと思ってるんだ。でも、そうだとしても彼女は0.15ポイント差で坂本を下して2位になってる。1つのアンダーローテで逆転されるような点数だよ。坂本はSPで2つの大きな大きなミスをしてしまった。だから6点差で7位。FSに挑むときはかなり緊張したんじゃないかなと思うよ。でも、そんなほんの少しの差で2位と3位が決まる。彼女はヘルシンキでGPF出場を決めたかっただろうけど、まだ誰も未来が見通せないような状況だよ。

ニック:その前の週には日本の白岩優奈が2位になったね。あれもびっくりだった。僕は彼女のSPもFSも見たけど、SPの方が好きだな。でもとにかく彼女のエネルギー溢れるスケートに魅了されたよ。

ジャック:わかる。彼女のSPは本当に、ハッピーで刺激で、本当に素晴らしいプログラムなんだ。彼女は以前からこれだけ滑れるポテンシャルを持っていたと思うよ。それがここで2つのプログラムをそろえることができて、日本チームは今後の四大陸や世界選手権に彼女を送ることも考えないといけないと思うね。今年はスケカナが唯一のGPシリーズ出場だから(注:この後、樋口新葉ちゃんの代わりにロステレコムに出場することが決まりました!!)全日本まで彼女を見ることができないんだ。
それから印象的だったのはルナ ヘンドリックス。彼女は5位だったけど4位とほんとに近かったし、表彰台までももう少しだったんだ。

(ペアの話が少し。ごめんなさい追いつけず・・・)

ニック:ヘルシンキの次は日本だ!この大会もいい戦いになりそうだね!

ジャック:宇野昌磨が勝つだろうけど、アリエルやバシリエフもいるし、楽しい大会になるだろうね!
特にアリエフは去年すごくいい状態でシーズンを終えて、一方のコリヤダはヘルシンキであまり調子が良くなかったんだ。この二人のロシア人の行方は気になるところだし、アメリカのアレクサンダージョンソン!それに山本草太、彼は実はものすごい才能を持ってるんだけど2年前に膝を壊してしまって、そこからのグランプリシリーズ復帰戦となる。とにかくたくさんの才能がNHKに集ってるんだ。

(ゾウとの会話、ごめんなさい割愛!)
ジャック:数シーズン彼女の英語でのプレスカンファレンスを見ているけど、彼女の英語はすごく上手になってるよ!

知子のインタビュー!
ジャック:昨シーズンは怪我や健康問題があったね。今戻ってきてどう?

宮原:身体のコンディションは今すごくいいです。腰も他の部分も問題ないのですごく強い気持ちで挑んでいます。

ジャック:よかった。オフシーズンの間、他の選手と一緒にジャンプやいろんなことに取り組んでいたね。今のジャンプはすごく正確だと思うんだけど、どういう違いがあると思う?

宮原:そんなに大きな違いはないんですけど、ジャンプに対する考えが少し変わりました。前はただ跳んで回って降りる、というだけでした。でも今は、腕や肩をどう使うか、ランディングをトゥでなくエッジですることでアンダーローテを防いだりということをしています。今もちょっと問題を感じるけど、でも去年よりいいです。

ジャック:昨シーズンは二つのメダルを手にしました。全日本では4連覇!今シーズンはどうしていきたい?

宮原:ジャンプを直すこと、大会でも練習のように滑ることだけ考えています。

ジャック:トリプルサルコウでちょっと問題があったよね、昨シーズンや今シーズンの最初に。あまり好きでないのかな?

宮原:うーん、怪我から復帰してから、ちょっとサルコウが変ではあります。夏にジャンプを練習していて、今は問題ないと思います。サルコウをするとき去年はすごく緊張していたけど、今は大丈夫。

ジャック:今シーズンのタンゴは今までとかなり違うよね。今まではオペラやクラシカルな曲が多かった。これからはいろんな振付に挑戦していくっていうことなのかな?

宮原:違う音楽に挑戦したかったのでこの音楽に決めました。今でもすごく難しいし、私の弱点は素早く動くことだと思うから、もっと練習しなきゃいけないです。でもすごく好きなプログラムだから、全力を尽くします。

ジャック:ありがとうございます!


ジャック:宮原はローテーション問題について沢山話してくれた。沢山カナダで練習していたこととかね。スケアメの後かなり自信を持てたようだったよ。

ニック:スケアメでの彼女にすごく興奮したよ。以前の宮原はちょっと厳しすぎたというか、「タイト」なイメージだった。それがアンダーローテとかにも影響していたのかもしれないね。知子が本当に練習するということはみんな知ってるしね!
マライア ベルにも注目したいんだけど、彼女も今シーズンでブレイクしそうだね!

ジャック:そう思うよ!

ニック:NHK杯がまた本当に楽しみだね!!

(エンディングトーク、割愛!)

ニック:羽生がGOE+5を取るかが僕の焦点だね!

ジャック:僕はヘルシンキの観客にGOE+5を上げたいよ!

でも僕のほんとのGOE+5は高橋大輔だ!西日本という日本のセクション大会だったけど、本当に素晴らしい2つのプログラムだった。

彼が国際大会に出て来るかどうかはわからないけど、本当に素晴らしかった。全日本にも出場予定だけど、彼のプログラムは4回転ジャンプがなかったにも関わらずすごく見ごたえがあったんだ。