ジャッキー ウォンによるフランス杯予想(男子)

ジャッキーさんの男子予想です!

唐突に関西弁、再び。特に意味はないです。気分の問題です。 笑。

刑事くん、がんばってほしいな〜!!

 

2018 Internationaux de France preview (men): C(h)enter stage — Rocker Skating - Analysis by Jackie Wong

GPシリーズの最後の一戦で去年のワールドチャンピオンが新しいタイトルを取りに戻ってくるで。他の選手は、ぶっちゃけどんだけできるかによってかなり全体像は変わるやろね。みんな今シーズンの中でアップダウンがあるから、ほんまどうなるかは予想が難しいねんな~。

 

金メダル:ネイサン チェン。ネイサンにとって大学が休みってことは、スケートの時間やってことや。先週末にはロシアに行って、ロステレ杯に来てたラファコーチとちゃんと会って見てもらってたわ。その結果、いつもより早くにフランス入りしたから、いつもよりもっと集中できてるんちゃうかな。問題は、スケアメから技術構成をあげてきてるか、それとも「大丈夫」な範囲でやるか?

 

銀メダル:ロシア、ディミトリ アリエフ。シーズン序盤のロンバルディア杯で銀メダルになった後の2大会では、「なんでやねんふざけんな」な瞬間が結構あったんや。そこでは表彰台も期待されとったけど、5位やった。せやから、夢の中でできてるようなジャンプとランディングを自信を持ってできるようになることが大事やろな。ま、今回の目標は1ヶ月後のロシアナショナルに向けてのターニングポイントになることやな。

 

銅メダル:中国、ボーヤン ジン。「なんでやねんふざけんな」な瞬間(What the fack)についての話になると、ボーヤンも2週間前のヘルシンキでやらかしてるね。今シーズンのプログラムは彼の過去最強な構成やけど、ここまでのところあんまり安定感がないわ。ボーヤンは、早めの失敗に弱いタイプのスケーターやな。序盤でやらかすと、後もボロボロになる。せやから、気ぃつけんと今週もメダルを逃すようなことになるで。

 

4位:アメリカ、ジェイソン ブラウン。オータムクラシックで4位、スケカナでは6位。それがカナダ移籍後のブラウンのここまでのあゆみや。スケカナから1ヶ月たって、これまでよりもっと安定してリラックスしたジェイソンが見られるんちゃうかな。クアドはまぁ置いといて、トリプルジャンプをきっちり飛べたら、それが彼の勝ちってことや。メダルとかそーゆーんじゃなくてな。

 

5位:ロシア、アレクサンダー サマリン。スケカナで4位やった彼は、他の選手が総崩れした場合はGPファイナルの可能性もまだ残ってる。今週の結果が、吉になるか凶になるか。

 

6位:フランス、ケヴィン アイモズ。2つの芸術的に素晴らしいプログラムで、今シーズンは変革のシーズンになってる。ここまでの結果はあんまよくはないけど、トップスケーターの仲間に入れるサインみたいなもんが見えてるで。

 

7位:カナダ、ニコラ ナドー。先週のキーガン メッシングの不調具合を見ると、カナダのトップはまだ一人に固まってないみたいやな。ナドーはいっつもすごいポテンシャルを感じさせてくれるから、ここでいい成績を出せたら、カナディアン大会へ弾みになるやろな。

 

8位:ラトビア、デニス ヴァシリエフ。数週間前のNHK杯では、もう最初から最後までジャンプに苦しんだな。まだプログラムに馴染んでないみたいや。今週トップ5に入れるポテンシャルあるんやけど、どんだけ滑れるかにほんまかかってるわ。

 

9位:フランス、ローマン ポンサート。こないだ彼を見たのはスケートアメリカ。あんときは、練習ではえらいよかったんやけど、FSには調整が1週間ほど間に合ってなかったみたいやな。あれから5週間。自国のGPシリーズでどんだけ戻してきてるかな?

 

10位:田中刑事ヘルシンキ8位やった滑りは、えらい安定してなかった。彼はここ数年日本で3番手につけてるけど、来月の全日本では友野一希高橋大輔が忍び寄ってくるのを感じてるやろな。今大会の出来は、田中が自信を持てるかどうかのかなり重要なポイントになるな。

 

11位:イスラエル、ダニエル サモヒン。彼ほど予測が難しい選手もおらん。2つのジャンプを無事にパスできたら、全部うまくいくやろうな。スケカナでの8位はまともな滑りやったわ。