ジャッキー・ウォンによるヘルシンキ振り返り(唐突に関西弁で)
米国解説者?アナリスト?のジャッキーさんの記事が面白かったので訳してみました。
ちょっと意味が取りづらいところがあったので、間違ってたらごめんなさい。
なお、関西弁に特に意味はありませんw
Opining on 2018 Grand Prix of Helsinki: The Breznaissance — Rocker Skating - Analysis by Jackie Wong
”The Breznaissance” ブレジネッサンス(ブレジナ+ルネッサンス)
よし、これから「ブレジネッサンス」という言葉を使うことにしよと思う。
先週末はヘルシンキでGPSの3戦目やったな。つまり、GPFまですでに半分過ぎたっちゅうことや。いやーこの三日はほんまジェットコースターみたいやったね!ショートプログラムでは結構みんなミスも出たけど、このシーズンがどうなっていくか、ようわかったような大会やったわ。NHKに行く前にちょっと見返しとこ!
ブレジネッサンスは続く
ミハエル ブレジナの「再誕生」と言える今シーズンは、彼自身だけやなくてセルゲイ ボロノフやカロリーナ コストナーみたいに、長く競技生活を続けるコツみたいなんを考える上で、めっちゃ重要やと思うねん。
ブレジナはな、2011年のGPシリーズ以来全くメダルに手が届いてなかったんやけど、このヘルシンキで2位になって、多分GPFに行けるやろうってことになった。(可能性としてはいけないってこともあるけど、まぁほぼ大丈夫やと思う)これはやっぱりコーチであるラファエル アルトゥルニアンの力がかなり大きいやろね。なんせラファは、過去にも他の生徒たちのキャリアを立て直した実績がある。例えばアダム リッポン、アシュリー ワグナー、一番最近ではマライア ベルとかな。「再誕生」までに必要な時間は大体2シーズンぐらいみたいや。
そんで、そう。スケアメでは、環境とかに助けられてた部分もあるかもしらん。でもな、ヘルシンキでもう一度ブレジナは、ボーヤン ジンとかミハイル コリヤダ とかジュンファン チャというライバルに打ち勝ったんや。周りが失敗したんかもしれんけど、とにかくブレジナは勝ち上がったわけや。
どこまでブレジナが登って行けるかって?そんなん誰もわからん!けど、今のこの安定感とか、何よりも、ジャッジが点数を出せるっていうことが、彼にとって今シーズンの嬉しいところやろうね。
クアドトゥ・・・何??
その一方で、羽生結弦は、やっぱり羽生結弦やったわけや。うんうん、せやな、いつも通りや!いつも通りな感じで、クアドトゥからのトリプルアクセルやなんて史上初のことを、普通にやりよった。わかってると思うけど、これは点数どうこうってより、歴史を作ったっていうことやで。だって、このシークエンスは技術構成点として15.40(後半の10%ボーナスを含めて)なんやけど、これって実はもっと簡単なクアドトゥ+トリプルトゥのコンビネーション、15.07とそんなに変わらへんねん。
今回のクアドトゥ+トリプルアクセルは確かに完全にクリーンやなかったけど・・・でもそんなん誰が気にする?とにかくほんまびっくりしたわ。
一貫性のない採点?
テクニカル採点の一貫性のなさは、ちょっとテクニカルパネルに言っておきたいことやな。女子のFSで特に分かりやすかったんやけど、まぁ大体はリアルタイムで見たままか、ちょっとリプレイして確認して納得できる採点やったわ。けどな、実際点数が表示されたら、本郷理華とスタニスラヴァ コンスタンティノワの何個かのジャンプは、ちょっと採点に納得できん感じになってたわ。
いやこれってほんま難しい問題やねん。テクニカルパネルの人らは、みんながISUのストリーミングで見るのとはまた違う確かな視点があるわけよ。でもやっぱり、一貫性のない採点で順位が決まるのは嫌やんな。
まぁコンスタンティノワのジャンプ採点に疑問があって坂本花織が2位になれなかったんやとしても、(2位やったらGPFも確実っぽかったんやけどなぁ)坂本は7位に沈んだSPでの自分に原因を求めるやろな。
勝利からの解放
アリーナ ザギトワにとっては、まぁそないに満足な優勝ではなかったかなって思うわ。なんせショートでもフリーでもおっきなミスしてしまってるからね。せやけど、優勝は優勝や。全体的に見て、彼女のジャンプは以前ほど簡単そうではないなぁと思うねん。特にルッツな。前のルッツはもう後光が差してるぐらいやったもん。
でもな、わいが「勝利から解放されてる」っていうてても、18点差で勝ってんねん。すごいよな。
もひとつ、昨シーズンから考えてザギトワは技術構成点を高くするようにプログラムをアップデートしてんねん。昨シーズン何度も無敵に見えたスケーターが次のシーズンも無敵でいるって、めっちゃ大変なことなんやで。
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